2010/03/31
22年度宇佐生産者会
今年も、ついにやってきました
かかしさん曰く・・・・・・「株主総会」
この日も、朝から「かかしさん」は、資料作り
僕たち、「宇佐本百姓」は・・・・
地域の大先輩である「お百姓さん」16件と共同で
ご覧の通り、そうそうたるメンバー
本当に、高齢者が多く 若手は、僕らだけなのです
「かかしさん」の奥さんである「フカミンさん」も、準備で大忙し
今回の生産者会の目的は
◆21年度の活動状況報告と22年度の方針説明&契約
先日もお伝えしたように、今年は販売状況も良好で
すでに、予約含め完売の状態 有難いことです
また、22年度は・・・・この16件の農家さんと「宇佐本百姓」で
『宇佐百姓の郷』という名称で、協同組合の様な組織を作ろうと考えています。
これにより、月1回の会合を行い、情報交換を密にして
農作業に生かしていきたいと考えています
またこれまで、「宇佐本百姓」は、16件の農家さんが作ってくれたお米を
すべて、マージン無しで販売をしてきたのですが
昨年から、お米の検査や小分け販売、年間注文用に保管倉庫借入等で
経費がかさみ・・・・・・大きな負担となっていました
「かかしさん」意を決して、この悩みを生産者の皆さまに打ち明けました
すると・・・・・・
「そりゃぁ~、全国に販売してもらっとるんやけ、信用が一番じゃ」
「そんだけ、費用が掛っとんじゃけ、あんたらは・・・赤字になるやろが・・・」
「諸経費分は、みんなで出すのがあたりまえじゃ」
「そげなこつで、悩まんで・・・早よ~言わなぁ~」
「ほんなこつなら・・・・・横流しで売るんじゃのうして、手数料をとらなぁ~」
と・・・・心強い言葉をもらい。
「かかしさん」・・・・・・・半べそ状態に
まる米は、昨年から、「かかしさん」と一緒に仕事をしてきましたが
これまで、自分たちの利益より・・・・
生産者一人一人の生活を常に考え
農協の3倍近い価格で、お米を買い取り・・・・
(実際に、この価格でないと、農家は生活できないからだ)
上乗せすること無く、販売していた「かかしさん」
この技量に惚れこんで、一緒に頑張ってきましたが・・・・
やっぱり、最低限の必要経費は、貰わないと・・・ね。
会社がつぶれては・・・・・どうにもならない
22年度は、この16件の温かい生産者の気持ちに応え
なお一層、努力していきたいと思いますので
宜しくお願い致します