2013/06/29
あめんぼ号とは何ぞや?
ただ今
あめんぼ号で
除草作業の真っ最中

ですが
あめんぼ号について
最近よく問い合わせがあります
あめんぼって何
って
あんまり草が取れないんだけど
って

あんまり草が取れないんだけど

なので、ちょっと勘所を詳しく書くことにします
これが
あめんぼ号
田植機のサイズに合わせて
商品のラインナップがあります
うちは、8条植えの田植機なので
アメンボ号も8条
メーカーのHPはこちら
除草機といっても除草の威力は極めて低くて

草が大きいとほとんど取れません

それで勘所はというと
このくらいの生えたかどうか田んぼの表面を
よく見ないとわからない時に
よく見ないとわからない時に
あめんぼ号をかけるという事
ヒエの場合は1葉まで
手でさっと払えば抜ける所までが限度です
これでも、もう2~3日すれば
やっかいな草に成長します
これでも、もう2~3日すれば
やっかいな草に成長します
そして手の代わりに
土を動かすのが
このステンレスのフロート
このときに
このような感じで土が動かないとダメです
表面をなでるだけでは意味が無く
手で土を払うように、フロートで土を押し払って行きます
そして株間はこの転車
この転車でも土を動かして
苗のそばの土をカットしていきます
苗のそばの土をカットしていきます
このフロートと転車で土を動かすと
その土は、段々と水になじんで
トロトロな層になって行きます
これで、これから生えてくる草の抑制になります
そして、アメンボ号が通った後には
こんな感じ
白根がいっぱい浮いて来ます
葉っぱが生えたかどうだかわからない草も
こんだけ根が伸びて来てるって事です

もう一つポイントは
草の種も
稲の籾種と同様に
浸水してから積算温度で催芽のカウントが始まります
なので、田んぼに水が入ってからがスタート
そして
発芽前にいくら代掻きをしようが
催芽の状態にあれば
代掻きしてという覆土をして
種を蒔いたのと同じ状態です
なので、催芽状態から数日で芽が出てきます

もちろん、雨で田んぼが湿ればそれがスタートになります
でも、途中乾燥すれば、発芽はストップ
また浸水してからのカウントです
なので
田んぼの中の雑草の種を
どのように自分で育てているか
どのように自分で育てているか
雑草の種を浸水して催芽して
種蒔して発芽まで
種蒔して発芽まで
そうすると
だいたい、いつ頃が除草の時期かがわかります
催芽状態の種は
いくら代掻きしようが
土を捏ねようが
発芽条件がそろえば芽が出てきます
でも一端芽が出れば、それを土に埋め込めば
それで除草になります
だから
この時期です、
この時期を逃せば
このように
ナニコレ!って
作業で手取りをしないといけなくなります
この田んぼ、田植えからは6日目ですが
代掻きからは8日
その前の雨からすればもっと水に浸かってた事になります
ちょっと甘く見過ぎてました
また
雑草の種類によって
ヒエの場合は
表層の種しか発芽しませんが
クログアイは
かなり下の球根から発芽してきます
雑草の種類によって
自分はなんの雑草をどうやって
蒔いたかを覚えておかないといけませんね
・・・
難しい事です
