来年の田植えの計画、除草編

ということで除草編です



結論から先に

今年わかった事は

あめんぼ号では草は取れないって事


なに

今までさんざん初期除草とあめんぼ号って言ってたのに


結論は、

あめんぼ号は除草ではなく抑草に効果大

しかし、生えてしまった草は取れない

生えてしまった草をとるためにあめんぼ号の改造が必要って事です


まずこの写真



毎回、出しますが、あめんぼ号以前の田んぼ

草だらけ



そしてこちらは、今年の田んぼ


綺麗でしょ


あめんぼ号の導入で明らかに草が生えなくなりました

これは紛れもない事実



しかも今年は、ジャンボタニシがほとんどいない

いたとしても、初期除草の段階では、ほとんど活動していない

なので、初期除草にはあめんぼ号が効くんです


タニシのいない今年、特に実感しました


ポイントは、手で除草するようにあめんぼ号をかけるって事

手で土を動かすように、あめんぼ号で土を動かす

土が乾いて動かない時は、あめんぼ号はそこに置いといて、手でかく


あめんぼ号をかけるのが目的ではなく、土をかくのが目的

土が動けば微生物が代わりに代掻きをしてくれて抑草してくれます



ちょっと脱線しますが、

鍬を使う代わりにトラクターを使う

代掻き棒を使う代わりにハロー

手でかく代わりにあめんぼ号


手動でやれば効率が悪いから機械を使う

仕上がりはあくまで手動の延長

案外これが、めんどくさいから、機械さえ通れば良いってなりがちです



さて、もう一つ

それで、草の葉っぱが目立つようになると

もうあめんぼ号では取れないってわかりました

今までは、一葉までは大丈夫って言ってましたが一葉では

取れたり取れなかったりします


でも、手でスッとかけば草は抜ける

ではこの手でスッとをあめんぼ号の転車を外して付ければいいんじゃないかって事です

チェーンでも良いかもしれないけどちょっと心もとないので

草カルチのレーキのようなものを、作ってはどうかって事です

あめんぼ号改です


あめんぼ号で抑草して

あめんぼ号改で除草

元々の機構があるので簡単な改造で出来ると思います


来年までに考えて、来年こそは手取りゼロを目指します



以上、来年の田植えに向けてでした

おしまい



あっそれから、やっと田んぼ作業が一段落したので、

ご興味のある方は、あめんぼ号や

しあわせ米の田んぼを見に来て下さい、みんなで楽な自然栽培をしましょう



来年の田植えの計画、除草編、その前に

今日は何日?

29日、え?!

完全に日にちが飛んでました

前回更新が14日?

え!そんなにたってる?

2週間くらい、完全に飛んでました


なんでって

炎天下の中、田んぼの畦草刈って

ご近所の子供達といきもの調査をやって

これまた炎天下の中、畦際の草取りをして

大豆の土寄せをして

取り残しのあった田んぼの草取りをして

気付くともう29日

本当に29日?


明日の夕方から

農学セミナーに参加のために滋賀県まで出張です

本当にあっという間の2週間でした


2日に出張から帰ってきてからは

溝掘りして

宇佐神宮の夏越し祭りで神輿担いで

盆踊りの準備して

富山に帰省して

和気さんの引き叫びをして

直ぐに夏が終わりそうな勢いです



そっかもう29日か

28日くらいと思ってた

そっかそっか

最近、ビール1缶で気が付くと朝です

もう朝が来そうなので

除草編は明日書きます、、、ZZZ



来年の田植えの計画、耕起編

ちょっと間があきましたが

田んぼの耕し方と代掻きについて


耕し方って言っても

深耕、浅耕、不耕起で

稲の生育に関係する作土層をどうするかって事がありますが、

そこは、ここの土地は瓦土になる強度の粘土なので

作土を深くするために深耕を選択しているということで終り



今回は、田植えにスポットを当てて

草とジャンボタニシ対策について書きます



まず簡単なジャンボタニシから

今年は、ほとんどジャンボタニシがいません

いるところもある

その違いは


それは、地域の違いで土質の違い


タニシがいる所は、隣の部落で、圃場整備の際に20cm下に砂利を敷き詰めてあって

深く起こせないし、土質も粘土でないために

スラブルカルチで起こしても土が直ぐに崩れてサラサラに

ゴロゴロに耕せない


ウチの部落は粘土質でゴロゴロ

ゴロゴロを寒にさらし、霜が降り、

ゴロゴロなので表面積が大きい為に

土の中の水分も凍って


春先には、手で握ると、パラパラと崩れて行きます

もともと中型クラスしか越冬出来ないタニシも、その中型も死滅してしまうんだと思います


だいたいジャンボタニシなんていない方が良い


タニシが大暴れするのが、例年なら7月上旬、たぶん繁殖時期なんだと思うのですが

この時期に雷を伴う大雨の際、一日で甚大な被害が出ます


初期除草に明け暮れる6月25日から1週間の次期には

ほとんど食害はありません、つまり初期除草には役立たず


まあ、初期除草をせずに草を生やしてタニシに食べさせるって方法もありますが

そんなリスキーな事は出来ません


タニシがいるから無農薬が出来るって言われるのも癪に障ります


想像してみて下さい、田植えから本当に丹精こめて育てた苗が

一日にしてなくなる事を

こんなに悔しい事はない、だからタニシなんていない方が良い

だから、ゴロゴロに耕すって事です



・・・簡単なはずのタニシの話でも長くなってしまいました

草について、、、、、次回にするか、、、、、

つぎがいつになるかわからないので続けて書きます



草の出来方も耕し方に大きく関係してくると思います


木村秋則さんも、2008年に講演を聴いた時に、

「乾いた土と湿った土を耕すには天と地の差がある

湿った土を耕すと草が出来る」

って言っていました


これは、痛い程に実体験としてあります

昔のウチの田んぼ

一面草だらけ

ヒエ、コナギ、シズイ、クログアイ、タマカヤツリ、アゼナ

あらゆる草が生えてました

お盆まで連日手取り

こんな田んぼばかりだったんですよ、昔は

もちろんジャンボタニシいましたよ

それでこれです

(黄緑の所は全部草)


この当時は、田んぼを練ろうがお構いなし

ロータリーで土がかえれば良いって感じで耕してました


なんで草が生えるか


その気があっても無くても

草の種も耕作者が自分で播いて

浸種して、積算温度をかけて芽出しして、発芽させているからです


種って

不思議なもので、そのままでは芽が出ません

芽が出にくいようになってる

もし芽が出やすかったら、種を取る前に穂が雨に当たると穂発芽して

子孫を残すことが困難です


奥様方が

「大豆ってやわくするのに時間がかかるのよね、もっと早くやわくならないかしら」

ってよく聞きますが

すぐ水にふやける大豆なんて、怖くて種を蒔けたもんじゃありません

雨降ったら種をふやけさせないために

畑に傘ささないといけなくなります


だから、

芽が出るためには

水気が必要か否か、気温と積算温度、播種深さと

様々な条件が整ってから初めて発芽します


草が生えるって事は

耕して、この条件を耕作者が整えているって事です


ヒエは稲科なので

非常にわかりやすい

稲の育苗の際に、水に浸かってしまえば芽が出ないし

浸水時間、発芽の積算時間が重要だし

良い苗を作るのは大変です


ヒエを育てたく無ければ、ダメな育苗の条件を整えれば良い

って事でこんな簡単な事はない


だから、

湿田を耕すって事は、種を土でコーティングしての保水力を高める事になるし

湿田を耕すといつまでたっても湿田で

いつでも発芽オーライっていう条件です


乾田では

代掻き前に雨が降れば、浸水、積算温度の条件が整い発芽します

しかし

ここでロータリーやハローで土を下から持ち上げれば、下層の種を持って来て

また種蒔きしたのと同じ事


逆に、不耕起や浅耕って事は、クログアイやカヤツリグサのような球根を持つ草を

育ててる事になる



だから、だからって続きますが


だから

深くゴロゴロに耕して、球根系の草をノックアウトして

土を乾かし

温かくなってきて雨が降って

自然とヒエの種が発芽すれば

バーティカルハロー等の横回転の爪で耕して

表層のみ、下層の種を持ち上げる事無く耕せば

そうすればヒエの種はなくなります



はたまた、中はゴロゴロ表面はサラサラとなれば

田植え後にも攪拌により

水が濁り、無施肥により土が出来てくれば微生物のおかげで

なおさら水が濁る

そうしたら、コナギの抑制にも繋がる


代掻きも同じ

深く爪をいれると種蒔きと一緒


さらに代掻きで整地がちゃんとなってなくて水深がかわれば、

水の浅い所では、ヒエやタマカヤツリ、アゼナが生えてくる


長くなりましたが

草も自分で蒔いて育ててるって事で

恥ずかしいけどもう一度

ウチも昔は多いに育ててました、ヒエを収穫して雑穀で売った方が良かった程に

(恥ずかしいので写真小さめ)


今はおかげさまで雑穀は売れなくなりました


木村さんの教訓をもう一度

絶対に湿田を耕してはいけません

湿田に入れて良いのはスタブルカルチのような爪物だけ

それで乾いたらもう一度爪を入れてリカバーする


草の種蒔きをせずに

それから初めて除草作業です


って事で、除草作業編に続きます


ふう、続きますが、また作業が落ち着いた時に書きます













今年も生き物調査、しあわせ米の田んぼで。


今度の土曜日

7月19日

宇佐本百姓にて

昨年に引き続き


しあわせ米のたんぼのいきもの調査を行います






調査を行って頂ける先生は

昨年と同じ

東京農業大学の船橋玲二先生です


世界農業遺産の宇佐の

農薬と肥料を使用していない、しあわせ米の田んぼに

その田んぼにどのような生き物が住んでいるか調査します


田んぼの中に入って、網ですくって、虫を捕まえて、観察します。


小学校やご近所の子供達にも声をかけてます


どうぞお子さんをお持ちの方

夏休みの自由研究に如何ですか?


また、昨年は子供中心だったので

今年はがっつりと虫を捕まえて

調査に多大に貢献出来る
大人も大募集です


昼食はしあわせ米のカレーです


詳細は次の通り、ご希望の方はご連絡を下さい



-------------------------------
<会費>

昼食代として 500円

<スケジュール>
9:30受付
10:00~10:15 調査の説明
10:15~12:00 いきもの調査
12:00~13:15 昼食
13:30~14:50 お話し 船橋玲二先生
14:50~15:00 質問
15:00 終了

<服装>
〇田んぼに入る服装(裸足、田靴、靴下)

〇雨天の場合はカッパ

〇タオル、帽子、熱中症対策も忘れずに

<持ち物>
〇田んぼの生き物をすくう網 
(苗と苗の間隔が30cm×24cmですので、それより小さなもの)

〇いきものを入れる容器、バケツ等(田んぼの中に持って入れるもの)

〇いきものを観察する容器、バット、タッパ(白いものの方が観察しやすいです

〇バインダー(記録用紙を記入するため)

〇筆記用具

〇畦のとんぼやバッタなどを捕まえたい人は、虫取り網と虫かご(メインは田んぼの中ですので、これは、希望者のみ)

〇ポケットサイズいきもの図鑑(当日400円で販売しますので希望者のみご購入下さい)

来年の田植えの計画、苗編

苗についてちょっと補足

あくまでこだわるマット(箱)苗

当初は5葉を目標にしていたけど、

無理っていうのがわかって来ました


成苗用の穴の多く空いた苗箱で

田んぼに広げれて、かなりの薄蒔きにすれば

5葉に届くかもしれないけど、

諸事情あって、田んぼに広げられないので


「現状でベストを見いだす!」

って事で取り組んでまいりましたが、、、

今年も3葉どまり、、、


だから

もう2葉の稚苗でもいいかなあ

他のしあわせ米の生産者はずっと稚苗を仕立ててまして、

その生産者との差違もあまり見られないので、

立派な稚苗なら作る自信があるので、いいかなあ


って思っていた矢先

我らが師匠、元農業指導員の仲さん

ふらりとやってきました


「仲さん、もう稚苗でいいかなあって思ってるんですが、、、」

「いや、深見さん、苗の姿がやっぱり稲の最後まで影響するんで、しっかりした苗を作るのが良いですよ。」

「やっぱりそうですか。そっかこぼれ落ちた種から出た苗って1葉の位置がめちゃくちゃ低いですよね?」

「そうそう、あれば良い形ですね。」

ってなやり取りで、またひらめいたので、来年もう一度チャレンジです


つまりですね、稚苗って田植機が出来た時に開発されたようで

農協なんかでは、芽が出た後に温度管理された暗室で1葉までと徒長させるんです

つまりもやしと一緒

肥料をやればそれでも良いでしょうが、無施肥だとそれは良くない


良くないっていうのは

苗半作とか三つ子の魂100までっていうように

やっぱりひょろっとした苗は、いわゆるひ弱

病害虫に弱かったり、倒伏したり、収量が良くなかったり

不健全な資質がそのまま最後まで行くんです


知り合いに、乾田苗代で被覆も敷き藁のみで自然栽培に取り組んでいる方がいますが

それはそれは、立派な稲を作ってます、収量もびっくりするくらい

やはり乾田苗代でバラマキの種から発芽するので

苗の資質が良いのではないかと予測されます



1葉の位置が一緒なら、それが稚苗だろうと成苗だろうと

葉の枚数が違うだけで、田んぼに植えればすぐに一緒になる

良い苗ってのはなんだ

って事で

来年の取り組みがまた見えてきた所存です

箱苗でどこまでやれるやら


でも厳しい環境でやるからこそ勉強になるし、成長出来るって事で


岡本太郎もそんなこと言っていたなあ


前向きにトライです

除草中ですが、来年の田植えの計画です

ただ今、除草作業2順目ですが、

もうすでに

来年の田植えはこうしよう

今年はこうすれば良かった

と反省点が目白押し


忘れないように、

不思議と、物忘れが酷いくせに

こういうことは忘れないと思うのですが、

ここに書いて行きます



あくまで箱苗にこだわって行くつもりですが、

苗に取っては箱の中と言うことで、

本当に苗の事を親身に考えないと良い苗が出来ないのですが、

その苗の育苗の事



田んぼの耕し方で全然草の出来方が違ったり

タニシの数が違ったり

代掻きによって田植えや除草作業の労力が違ったり

するので、その耕し方の事代掻きの事



あめんぼ号での草取りで

大事なのは

もう除草じゃないな抑草だなって事


全部いっぺんにはかけないので

今日は、育苗の事


まずは目指している苗は

このくらいの苗

3.5葉くらいの苗


それで今年の苗は

こんな感じ

3葉がやっとで

1葉が枯れかかっているって事は

植え時を過ぎて停滞期に入ってる所

(田植え前に写真を撮れなかったので田植えの残った停滞期の苗)


何が違う?

色?太さ?長さ?

今年一番のひらめきは

1葉の高さ


実際、種蒔きの時にこぼれ落ちて自生した苗は

1葉が本当に低い、上の写真よりもまだ低い

苗の形って何?

太さ?長さ?

いやいや1葉の高さです


なぜ1葉の高さが変わるのか

それは、遮光

日の光が当たらないと

苗は光を求めて伸びて行って徒長してしまう

稚苗ならば

徒長させないと植えられないので

農協なんかは寒冷紗で遮光している

ウチでは太陽シート

太陽シートは光を通すので

徒長しないかなあって思っていましたが

日陰の苗ですら徒長気味になるので

影くらいでも影響する(影だけに




<徒長>

こればかりは

箱苗だろうがポットだろうが

かわらぬ現象


ポット苗がなぜ良いか

九州では気温が高いので

田んぼに広げた苗には

鳥避けの為のシートをかけるのみ

保温や遮光の為にはかけてない

だから

1葉が低くなって結果的に良い苗になってる

(それ以後のステップではポットの方が良い点も多々ありますが)


北の方に行くと

ハウスでの育苗が必要になってくるので

そうするとポットでも徒長気味になる苗もある



じゃー本当に太陽シートはいるの

なんの為にしているの


それは、苗箱の土が乾燥しないため

光を反射するので、太陽シートの下は高温にならずに保温するため



もう何年も前に

「1cmくらい芽がでればシートを外す、
それ以後についた徒長ぐせはずっと残る」

って聞いていたけど

なかなか芽が小さいウチははぐれない

革新的手法は非常識

良い情報は、早くから耳にしているんだけれども

あまりにも非常識というかその地域の慣習に外れているので

やってみようと思い切れない


では

さて実験

田植え前に

来年のために

今年はもう間に合わないので

種を播いて

全くシートをかけずに

日にさらし

乾燥しないように水をまいてみた

その苗がこれ



むちゃくや1葉が低い

でも1葉が低いと

2葉も低くなって植えられない苗になるんじゃなかと予想していましが

どっこい

2葉も長く

3葉までの進みが早い


やっぱり種籾の

養分が限られているので、

その配分をどの葉に使うかの違いがある様です



来年はこれで行ってみようかなあ


でも、まったくシートをかけないと

鳥にほじくられ放題だったので

鳥避けは必要かも


今年が始まったばかりなのにもう来年

これが一年一作の難しさかな


その他の「事」はまた後日

プロフィール

usa100sho

Author:usa100sho
農薬・肥料不使用のしあわせ米

アクセスカウンター

オンラインカウンター

現在の閲覧者数:

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
就職・お仕事
59位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
業界情報
16位
アクセスランキングを見る>>

検索フォーム

ブロとも申請フォーム