2011/11/05
種もみの選別
先日、うちに来てくれた
河野さん
このブログを読んで
稲作りの参考にしたとか
それならもっとわかりやすく、稲作りのことを書いてみましょうかと
しあわせ米の作り方を
まとめてみようかと思いました
まず、最初は
「種もみの選別」
グレイダー付き 脱芒機 だつぼー君 で
脱芒、ひげ取りと選別を一緒に行います
いきなり、余談ですけど
これ、謎の米の選別風景
なんと、良い籾が取れるのが、半々
12.5kg、良い分ね
12.8kg、選別に落ちた分ね
網目は2.15mmね
ヒノヒカリは、4分の1くらいしか残らなかったのに
やっぱり粒が大きいだなあ、謎の米。
さて、
なぜ種もみを選別するかというと
選別をしなくても、選別から落ちた籾でも芽は出ます
それは、
しあわせ米は
無施肥、マット苗の育苗だからです
苗ってのは、光合成で炭水化物を作り出しますけど
忘れがちなのが
苗自身の体を維持するために
呼吸も行ってるってこと
呼吸をして養分を食べて
体を成長させるってこと
光合成からの養分と
種もみ の養分と
根から吸収する養分と
この養分 < 体の成長
体の成長・維持に養分が不足
になると
体を維持できなくなり、成長が止まり
栄養失調で枯れて行きます
そうそう、
だから徒長苗、苗を伸ばしすぎて
図体ばかり大きくすると
育苗20日過ぎるて枯れてきます
だから
無施肥のマット苗の露地栽培の育苗では
良い、胚の大きな種もみが必要なんです
それと、ずんぐりむっくりの短い苗ね
メタボじゃない
あまり、食いすぎない健全な苗ね
おしまい
・・・語りすぎかなあ
次回はまた、気の向いた時に、続きをアップします
次回は「土」・・・予定、・・・やっぱり未定
コメント