種のちょっと深イイ話

今、種の浸水作業の真っ最中

そこで、

種のちょっとイイ話



前回、書きましたが

種籾は積算温度100℃で発芽します

植物っていうのは本当によく出来ていて

温度・光・栄養
(感温性・感光性・栄養成長)

この3つで

次の成長のステージに進んで行きます

いくら、栄養をやっても

積算温度が足りなかったり

昼夜の日光の変化、時期が来なかったら

実りにはなりません


逆に、栄養や温度が足りなくても

季節が進み時期が来れば、小さいながらも種を付け始めます


そして、さらに驚かせられるのは、そのメカニズム


今、種籾を浸水していますが、

この浸水の方法にも色々あります

例えば、低温で一月以上水につける方法
(積算温度をかけずに長期浸水)

これは、発芽抑制物質を流す方法です

発芽抑制物質

種は自ら発芽しにくくしているんです

なぜか

麦でも稲でも、温度、時期が来れば発芽してしまうと

穂に着いたまま発芽してしまう事になります


実際、麦が雨に当たり過ぎて穂発芽してしまったり

稲が倒伏して発芽してしまったりする事も

災害としてはありますが


極力そうならないように、発芽しにくいように、

みずから抑制しています


子孫を残すためのメカニズムは凄いものです


もっと驚いた事に

これは、おおいた有機農業推進ネットワークの会報に記載されていたものですが
(皆様、是非ご入会を)

ドングリの話です


ドングリは木の種のですが

当たり前ですが、木の下にはドングリがたくさん落ちています

でも

発芽してません


もし、そのドングリが全て発芽してしまえば、親木の成長を脅かす

驚異の存在になってしまいます


だから、親木の下の木漏れ日では、

その程度の光では発芽しないようになっているのです



そして、ドングリはなぜコロコロするのか


ドングリコロコロで、転がって、親木から離れて行って、木漏れ日ではなく

日の光を十分に浴びれるところで始めて、発芽するんです


本当に、自然のメカニズムには驚かされます



そう考えると

種っていうのは、その土地の気候風土に順応して

子孫を残すたねの

最大の努力、進化をしていく

そのメカニズムを段々と形成していくものなんだと思います

在来種っていうのはそういう事だと思います


だから、自家採種ってのが大切なんだと思います



種を浸水しながら、そんな事に

思いを耽っている今日この頃です





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