来年の田植えの計画、耕起編

ちょっと間があきましたが

田んぼの耕し方と代掻きについて


耕し方って言っても

深耕、浅耕、不耕起で

稲の生育に関係する作土層をどうするかって事がありますが、

そこは、ここの土地は瓦土になる強度の粘土なので

作土を深くするために深耕を選択しているということで終り



今回は、田植えにスポットを当てて

草とジャンボタニシ対策について書きます



まず簡単なジャンボタニシから

今年は、ほとんどジャンボタニシがいません

いるところもある

その違いは


それは、地域の違いで土質の違い


タニシがいる所は、隣の部落で、圃場整備の際に20cm下に砂利を敷き詰めてあって

深く起こせないし、土質も粘土でないために

スラブルカルチで起こしても土が直ぐに崩れてサラサラに

ゴロゴロに耕せない


ウチの部落は粘土質でゴロゴロ

ゴロゴロを寒にさらし、霜が降り、

ゴロゴロなので表面積が大きい為に

土の中の水分も凍って


春先には、手で握ると、パラパラと崩れて行きます

もともと中型クラスしか越冬出来ないタニシも、その中型も死滅してしまうんだと思います


だいたいジャンボタニシなんていない方が良い


タニシが大暴れするのが、例年なら7月上旬、たぶん繁殖時期なんだと思うのですが

この時期に雷を伴う大雨の際、一日で甚大な被害が出ます


初期除草に明け暮れる6月25日から1週間の次期には

ほとんど食害はありません、つまり初期除草には役立たず


まあ、初期除草をせずに草を生やしてタニシに食べさせるって方法もありますが

そんなリスキーな事は出来ません


タニシがいるから無農薬が出来るって言われるのも癪に障ります


想像してみて下さい、田植えから本当に丹精こめて育てた苗が

一日にしてなくなる事を

こんなに悔しい事はない、だからタニシなんていない方が良い

だから、ゴロゴロに耕すって事です



・・・簡単なはずのタニシの話でも長くなってしまいました

草について、、、、、次回にするか、、、、、

つぎがいつになるかわからないので続けて書きます



草の出来方も耕し方に大きく関係してくると思います


木村秋則さんも、2008年に講演を聴いた時に、

「乾いた土と湿った土を耕すには天と地の差がある

湿った土を耕すと草が出来る」

って言っていました


これは、痛い程に実体験としてあります

昔のウチの田んぼ

一面草だらけ

ヒエ、コナギ、シズイ、クログアイ、タマカヤツリ、アゼナ

あらゆる草が生えてました

お盆まで連日手取り

こんな田んぼばかりだったんですよ、昔は

もちろんジャンボタニシいましたよ

それでこれです

(黄緑の所は全部草)


この当時は、田んぼを練ろうがお構いなし

ロータリーで土がかえれば良いって感じで耕してました


なんで草が生えるか


その気があっても無くても

草の種も耕作者が自分で播いて

浸種して、積算温度をかけて芽出しして、発芽させているからです


種って

不思議なもので、そのままでは芽が出ません

芽が出にくいようになってる

もし芽が出やすかったら、種を取る前に穂が雨に当たると穂発芽して

子孫を残すことが困難です


奥様方が

「大豆ってやわくするのに時間がかかるのよね、もっと早くやわくならないかしら」

ってよく聞きますが

すぐ水にふやける大豆なんて、怖くて種を蒔けたもんじゃありません

雨降ったら種をふやけさせないために

畑に傘ささないといけなくなります


だから、

芽が出るためには

水気が必要か否か、気温と積算温度、播種深さと

様々な条件が整ってから初めて発芽します


草が生えるって事は

耕して、この条件を耕作者が整えているって事です


ヒエは稲科なので

非常にわかりやすい

稲の育苗の際に、水に浸かってしまえば芽が出ないし

浸水時間、発芽の積算時間が重要だし

良い苗を作るのは大変です


ヒエを育てたく無ければ、ダメな育苗の条件を整えれば良い

って事でこんな簡単な事はない


だから、

湿田を耕すって事は、種を土でコーティングしての保水力を高める事になるし

湿田を耕すといつまでたっても湿田で

いつでも発芽オーライっていう条件です


乾田では

代掻き前に雨が降れば、浸水、積算温度の条件が整い発芽します

しかし

ここでロータリーやハローで土を下から持ち上げれば、下層の種を持って来て

また種蒔きしたのと同じ事


逆に、不耕起や浅耕って事は、クログアイやカヤツリグサのような球根を持つ草を

育ててる事になる



だから、だからって続きますが


だから

深くゴロゴロに耕して、球根系の草をノックアウトして

土を乾かし

温かくなってきて雨が降って

自然とヒエの種が発芽すれば

バーティカルハロー等の横回転の爪で耕して

表層のみ、下層の種を持ち上げる事無く耕せば

そうすればヒエの種はなくなります



はたまた、中はゴロゴロ表面はサラサラとなれば

田植え後にも攪拌により

水が濁り、無施肥により土が出来てくれば微生物のおかげで

なおさら水が濁る

そうしたら、コナギの抑制にも繋がる


代掻きも同じ

深く爪をいれると種蒔きと一緒


さらに代掻きで整地がちゃんとなってなくて水深がかわれば、

水の浅い所では、ヒエやタマカヤツリ、アゼナが生えてくる


長くなりましたが

草も自分で蒔いて育ててるって事で

恥ずかしいけどもう一度

ウチも昔は多いに育ててました、ヒエを収穫して雑穀で売った方が良かった程に

(恥ずかしいので写真小さめ)


今はおかげさまで雑穀は売れなくなりました


木村さんの教訓をもう一度

絶対に湿田を耕してはいけません

湿田に入れて良いのはスタブルカルチのような爪物だけ

それで乾いたらもう一度爪を入れてリカバーする


草の種蒔きをせずに

それから初めて除草作業です


って事で、除草作業編に続きます


ふう、続きますが、また作業が落ち着いた時に書きます













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